
「どこ行こう?」「でも調べるの面倒…」そんなあなたへ
「GW、どこか行きたいな…」と思いつつ、気づけば予定が立たないまま直前に。実はそんな人、多いんです。
そんな筆者も、「どこかに行きたいけど色々調べて予定立てるのは面倒くさ〜い!」と思ってしまうタイプ。
ということで、流行りのAIを活用して、なんとかラクに楽しく旅程を組み立ててみることはできないか?と試してみました。
この記事では、AIを活用して旅行の計画がぐっとラクになる方法をご紹介します。
旅のしおりも、おすすめスポットも、AIにおまかせ!
1. Roam Aroundで“理想の旅程”が一瞬でできる!

旅行プラン作成AI「Roam Around」は、行き先と日数を入力するだけで、観光地・グルメ・移動時間まで組み込まれた旅程を自動で提案してくれる便利なツールです。
- 例:「京都 2泊3日」と入力 → 朝〜夜までびっしりスケジューリングされたプランが完成!
- インスタ映えスポット重視、お寺巡りなど、観光スポットを提示してくれる
▼実際に使ってみた
①Roamaroundアプリで、「行き先」「宿泊数」「目的(例. 家族旅行、新婚旅行など)」を入力します。

②AIが自動で旅程を作成し、朝/昼/夕方/夜の行動計画まで立ててくれました。
ただし、日本語には対応しておらず全て英語での出力です。

③出力結果を日本語にしたい場合はテキストをコピーし、ChatGPTに貼り付け。
「日本語にして」と伝え、翻訳してもらうと簡単に読めるようになります。

④観光スポットやおすすめグルメを特集してくれるので、「スケジュールは自分で決めたいけれど、スポットだけ知りたい!」という人にも使いやすいです。
▼使ってみた感想
今回は例として「京都」のスケジュールを作成しましたが、日本人の私でも知らない観光スポットがたくさん取り上げられていて驚きました。
また、旅程は全て一番効率のよいルートに設定されており、無理な移動もなくストレスのない旅行が実現できそうです。
家族旅行で旅程を作成すると、子連れの方でも楽しめる「動物園」「遊園地」のスポットも入れてくれるので、小さなお子様がいる旅行でも安心ですね。
2. ChatGPTで“旅の相談役”をポケットに

みんな大好きChatGPTは、旅行のスケジュールを立てたり、しおりを作ったりすることももちろん得意。「おすすめスポットを教えて」「自然が多くて静かなところがいい」「カップル旅行で思い出に残る場所は?」
そんなふんわりした相談にも、ChatGPTならしっかり答えてくれます。
- 行き先・予算・希望の雰囲気を伝えるだけで、ぴったりのプランを提案
- 移動時間や混雑回避のコツ、ちょっとした裏ワザまで教えてくれる
▼実際に使ってみた
先程のRoamaroundで作成した旅程を入力し、「タイムスケジュールを含めた旅行のしおりを作ってみて」と命令してみます。

交通機関の提案や、一日を通してどれくらいの歩数になるか(=疲労度がどの程度か)などの調節も可能で、あなたに最適化した旅行プランをたったの5分で作り上げることができます。
また、先程のRoamaroundでは、宿泊場所の提案はおこなわれないため、ChatGPTに「このスケジュールにおすすめなホテル・旅館をいくつか提案して」と聞いてみます。
そうすると、以下のように「コスパ」「家族向けの設備」「京都らしさ」を基準におすすめのホテル・旅館を提案してくれます。

▼使ってみた感想
大まかな旅程や行きたいスポットをRoamaroundで最適化し、それにあわせた詳細なタイムスケジュールをChatGPTにおまかせする・・・旅行代理店顔負けのサポート力に脱帽です。
旅行代理店におまかせする場合は、国内旅行でも旅行費用総額の20%以程度が手数料としてかかるため、AIを活用することによって無駄なコストを省き、その分宿泊やグルメなどに予算を回すことができそうですね。
3. 補助ツールも活用すれば、旅行計画はもっとスマートに
Perplexity AI:旅行情報の収集に強い!

Perplexityは最新のブログ・レビュー・Q&Aを一括で整理してくれる検索AIで「GW 混雑回避スポット 関西」などニッチなキーワードにも対応できます。
▼実際に使ってみた

最新情報やレビュー等に強いため、京都の最新おすすめスポットを聞いてみました。
▼使ってみた感想
Roamaroundでは、京都の「王道」観光スポットを教えてくれる一方で、perplexityは「最新の世論や口コミによる時事的なおすすめスポット」を教えてくれます。
そのため、「今まで何度も旅行したことがあるから、今回は新しい京都を発見したい」という方はperplexity を活用してみるのがおすすめです。
Google Lens:旅先で気になったものをすぐに検索

Google Lensでは、見かけた寺院の名前や歴史を即チェックできます。お子様に「これなに?」と聞かれても、その場で撮影して一緒に調べることで観光を学びに変えることができます。
▼実際に使ってみた
気になる建物や風景にレンズを向けるだけで、場所やレビューなどを取得可能。

▼使ってみた感想
京都では歴史ある建造物や仏像、御朱印帳など、「よく見るけれどその歴史をそういえばよく知らなかったな・・・」ということがよくあります。
そんなときにさっとスキャンして、ガイドさん顔負けの深〜い説明をしてくれるGoogle Lensはまさに旅行にピッタリ。
改めて日本文化の奥深さを知ることができるため、これからの旅がさらに学び深く充実したものになりそうですね。
4. AI旅行計画のスゴさは「カスタムの自由度」
人によって旅の目的はさまざま。だからこそAIの“柔軟な提案力”が活きます。
目的 | AIができること |
リフレッシュしたい | 自然・温泉・静かな観光地を優先 |
写真映えしたい | インスタスポット中心のルート提案 |
予算重視 | 安く泊まれる宿+交通費を抑えた移動手段を組み合わせ |
「従来の旅行サイトみたいに“決まったプラン”じゃなくて、自分にピッタリな旅が組める」のが、AI旅行計画の面白さです。
5. まとめ|旅の準備が楽しくなる、それがAIの魅力!
旅行の「調べるのが面倒」という一番のハードルを、AIは簡単に越えさせてくれます。
- 何も決まってなくてもOK。Roamaroundに話しかけるだけで旅が形に。
- 目的・好みに合わせた旅程を、ChatGPTが秒速で提案。
- 最新のトレンドが知りたかったらPerplexityで一発検索。
- 旅先での突然の出会いはGoogle Lensで逃さずキャッチ。
2025年のゴールデンウィークは、AIを“旅のしおり係”に任命して、もっと気軽に、もっと楽しく、あなただけの旅を計画してみませんか?