
はじめに|生成AI時代のLP制作、どこまで任せられる?
近年、生成AIの進化により、LP(ランディングページ)制作の在り方が大きく変わりつつあります。
特に、「時間をかけずに見栄えの良いLPをつくりたい」「ノーコードでAIに任せてみたい」というニーズに応えるように、さまざまなAIツールが登場しています。
そこで今回は、デザイナーでもプログラマーでもない新人社員が、以下の条件で主要7サービスを実際に使ってみて、それぞれの特徴を徹底比較しました。
比較の条件
- 使用した素材:以下のプレスリリースの内容
- 参考リンク:PR TIMES
- 指示内容:「この内容をLPにしてください」とシンプルに入力
- 制作時間:最大1時間程度
- PC(1440px)とSP(425px)の両方で確認
ツール別の比較レビュー
1. V0|バランス型の実力派
- 公式サイト: https://v0.dev/
- 制作時間:約30分
- 指示回数:10回
メリット
- 見やすく整理されたセクション構成
- 自動レスポンシブ対応が優秀
- 画像の反映も比較的スムーズ
デメリット
- デザインがややシンプルで味気ない
- 画像挿入の際、成功率にムラがある
完成イメージ

2. Bolt.new|直感的だが、クセも強い
- 公式サイト: https://bolt.new/
- 制作時間:約30分
- 指示回数:3回
メリット
- デザインの統一感があり綺麗
- ヘッダーのアンカーリンク付き
- コーディングで細かく調整可能
デメリット
- レスポンシブが一部崩れる
- 画像挿入でエラー発生率高め
完成イメージ

3. Create.xyz|最も実用的で安定感アリ
- 公式サイト: https://www.create.xyz/
- 制作時間:約30分
- 指示回数:6回
メリット
- 直感操作で編集も簡単
- レスポンシブの完成度が高い
- デザインの統一感も◎
デメリット
- セクション構成がやや単調
- 画像が反映しづらい場面も
完成イメージ

4. Mixo|最速だが内容は薄め
- 公式サイト: https://app.mixo.io/sites
- 制作時間:約20分
- 指示回数:3回
メリット
- 画像生成あり
- レスポンシブ対応済み
デメリット
- LP内容の反映精度が低い
- 日本語表現の精度が課題
完成イメージ

5. Bubble AI|英語前提だが柔軟性あり
- 公式サイト: https://bubble.io/ai
- 制作時間:約20分
- 指示回数:3回
メリット
- 画像生成が可能
- 直接編集できる柔軟性
デメリット
- 英語UIで操作が難しい
- レスポンシブが雑
完成イメージ

6. Relume|構成アイデア出しに最適
- 公式サイト:https://www.relume.io/
- 制作時間:約10分
- 指示回数:1回
メリット
- ワイヤーフレームで方向性が掴める
- Figmaと連携しやすい
デメリット
- 出力されるデザインが似通いがち
完成イメージ

7. Cursor+テンプレート|こだわり派向け
- 公式サイト: https://www.cursor.com/ja
- 制作時間:約1時間40分(テンプレート調整込み)
- 指示回数:10回
メリット
- 圧倒的なデザイン自由度
- 画像・レスポンシブ共に高品質
デメリット
- 時間がかかる
- テンプレート依存&ライセンス注意点あり
完成イメージ

総合ランキング
項目 | 第1位 | 第2位 | 第3位 |
---|---|---|---|
総合評価 | Create.xyz | Cursor+テンプレート | V0 |
効率重視 | Create.xyz | V0 | Bolt.new |
クオリティ重視 | Cursor+テンプレート | Create.xyz | V0 |
※あくまで筆者の主観的評価です
まとめ|あなたに合うLP生成AIはこれ!
- 「効率重視」なら→Create.xyz一択!
- 「自由にカスタムしたい」なら→Cursor×テンプレが最強
- 「まずはお試しで」なら→V0やBoltがおすすめ
生成AIの進化はめざましく、ノーコード×AIのLP制作はすでに実用レベルに達しています。目的やチームスキルに応じて、最適なツールを選んでみてください!