
こんにちは。AROUSAL Techの広報部です。
AI技術の進化は日々加速しており、企業の動向や規制の進展、教育分野への応用など、多くの注目すべきトピックが登場しています。
今週の主要なAIニュースとWA²でご紹介したAIニュースをまとめました。
それではやってきましょうー!
今週の主要なニュース
1.生成AI時代の大学教育:評価基準革新と公正な学習成果評価の実践
生成AIの進化により、大学教育ではAIに依存しすぎない課題設計と、公正な評価方法の見直しが求められています。獨協大学の木村佐千子教授は、AI使用を前提とした授業運営として、対面筆記試験や口頭試問の併用、プロセス重視の課題設定を提案。さらに、シラバスへのAI使用可否の明記や、AIリテラシー教育の導入も重要です。学生の主体性を育てつつ、学習の質を保つ教育改革が始まっています。
2.iPhoneにGoogleのAI「Gemini」搭載へ、2025年末までに実現か
米Googleのスンダー・ピチャイCEOは、同社の生成AI「Gemini」をiPhoneに統合するため、Appleと協議中であることを明らかにしました。この提携は2025年半ばに合意し、年末までに実装される見込みです。AppleのCraig Federighi上級副社長も、ユーザーがAIモデルを選択できるようにする方針を示しています。iOS 18.4のベータ版には、AIモデルの選択肢として「Google」が含まれており、SiriがGeminiを活用して高度な質問に対応する可能性があります。この動きは、AppleがAI機能の強化を図る一環として注目されています。
3.リコー、那須赤十字病院に生成AI導入:退院サマリー作成を効率化
株式会社リコーは、栃木県大田原市の那須赤十字病院に対し、同社製の700億パラメータを持つ大規模言語モデル(LLM)をオンプレミス環境で提供しました。この導入により、電子カルテのデータから退院サマリーのドラフトを自動生成するAIシステムが構築され、医師の業務負担軽減と文書作成の効率化が期待されています。リコーは、生成AIアプリ開発プラットフォーム「Dify」や必要なソフトウェア・サポートサービスを含む「RICOH オンプレLLMスターターキット」を通じて、医療現場のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。
4.Duolingo、AI活用で言語コースを大幅拡充 日本語話者向けに新たな3言語を追加
語学学習アプリ「Duolingo」は、生成AIの導入により、従来数年を要していたコース開発を大幅に短縮し、1年未満で148の新コースを追加しました。 特に日本語話者向けには、スペイン語、ドイツ語、イタリア語の3言語が新たに提供開始され、学習の幅が広がっています。 この拡充は、AIによるコンテンツ生成と社内ツールの進化によるもので、より多くのユーザーが多言語学習を手軽に始められる環境が整いました。 Duolingoは今後もAIを活用し、質の高い教育コンテンツの提供を目指しています。
WA²でご紹介したニュース
OpenAI、売上1.9兆円でも赤字?“未来への投資”で29年に黒字化へ
急成長するAI企業OpenAIは、2025年に売上1.9兆円を達成しながらも赤字を継続中。その背景には、次世代AIやデータ基盤への積極投資があります。安定収益を支えるChatGPT Plusなどのサブスクモデルや、Microsoftとの連携によるB2B展開で、2029年の黒字化を目指す戦略を徹底解説。今後の成長の鍵を握る視点とは?
【徹底レビュー】中国発・超コスパの生成AI「DeepSeek」とは?ChatGPTとの比較も!
中国発の高性能生成AI「DeepSeek」は、低コストでGPT-4に迫る性能を誇り注目の的。対話特化型・汎用型の2モデルを展開し、ChatGPTと比較しても高い完成度を示します。一方で、データ管理リスクや応答の安定性に課題も。本記事では実際の使用感から安全な活用法、Web制作事例を通じた比較まで徹底レビュー。生成AI選びのヒントが詰まっています。
人が書いてないのに通った!?100%AI生成の論文、ついに査読を突破
人間が書いていないのに、学術査読を通過――そんな未来が、ついに現実になりました。2025年、日本のスタートアップ「Sakana AI」が開発した完全自律型AI「The AI Scientist」が、世界で初めて“100%AI生成”の論文で査読を突破。テーマの選定から執筆、投稿、リバイズ(修正対応)まですべてAIが行い、正式に学術の舞台へと踏み出しました。
ChatGPTに未来を語らせる“物語プロンプト”予測精度が爆上がりしたプロンプト術
「物語プロンプト」というものをご存知でしょうか?この手法は、これまで以上にAIの予測精度を高めるうえで画期的なアプローチとして話題を集めています。本記事では、「物語プロンプト」が注目される理由に焦点を当て、その可能性について探ります。
「AIをよく使う人」はちょっと幸せ?国際幸福デーに考えるウェルビーイング
AIを使いこなすことで、日々のストレスが軽減されたり、自分らしい充実した時間が増えたりするんです。本記事では、AIとウェルビーイング(幸福)の関係や具体的な活用法、そして課題についてじっくり解説していきます。AIを通して「ちょっと幸せ」な日常を見つけてみませんか?
実は超優秀だったマイナーコード生成AIツール「Loveble」
旧称「GPT Engineer」から進化を遂げ、2024年11月に新名称とともに再登場したこの生成AIツールは、プログラミングの知識ゼロでも、AIの力で高品質なWebサイト、Webアプリを自動生成できるという優れモノです。マイナーである「Loveble」という生成AIツールについて、今回も例の如く、競合である V0 や Bolt と比較しながら、深掘りしてみました。
まとめ
今週のAI業界では、教育、モバイル、医療、語学学習といった多様な分野で、生成AIの導入が加速しました。
特に、大学教育における評価手法の見直しや、AppleとGoogleの間で進むAIモデル統合の動き、病院での生成AIによる文書作成の実用化は、AIの社会実装が一段と進展していることを示しています。
また、語学学習アプリ「Duolingo」が日本語話者向けに新たな言語を追加するなど、一般ユーザーの学習環境にもAIの波が押し寄せています。
弊社では、OpenAIの収益構造と成長戦略に迫る記事や、中国発の高性能AI「DeepSeek」に関するレビューも公開していますので、そちらもぜひご覧ください。
生成AIの進化がもたらすのは利便性だけでなく、制度や仕組みの再構築を求める社会的変化です。
AIをどう使いこなし、どう管理するかが、今後の大きなテーマとなるでしょう。
来週も、AI技術とその活用の最新動向をお届けします!
それではまた来週!