

こんにちは。AROUSAL Techの広報部です。
AI技術の進化は日々加速しており、企業の動向や規制の進展、教育分野への応用など、多くの注目すべきトピックが登場しています。
今週の主要なAIニュースとWA²でご紹介したAIニュースをまとめました。
それではやってきましょうー!
今週の主要なニュース
1.ガバメントAI「源内」に国産AIが搭載!さくらのクラウドで実証開始
デジタル庁は、政府向けの生成AI基盤「源内」において、国内企業が開発したAIモデルの試用を開始しました。対象となるのは、NTTデータの「tsuzumi 2」、富士通の「Takane 32B」、Preferred Networksの「PLaMo 2.0 Prime」の3種類です。今回の取り組みは、政府が指定する「ガバメントクラウド」上で「さくらのクラウド」を活用する初の事例となります。複数の省庁で実際にチャット機能を利用し、既存の海外製AIとの比較や信頼性の検証(A/Bテスト)を行います。政府は、この実証実験を通じて行政業務における安全な国産AIの活用と、国内IT基盤の自律性確保を目指します。
2.インスタの写真が勝手に使われる?Metaの新型AI「Muse Image」が始動
米Metaは、自社開発の高度な画像生成AIモデル「Muse Image」を発表し、InstagramやWhatsApp、Meta AIアプリでの提供を開始しました。従来の外部ベンダーへの依存を脱却し、独自の大規模言語モデルなどと連携させた完全内製のクリエイティブAI基盤となります。本モデルは、単に言葉から画像を生成するだけでなく、推論(思考)を重ねながら、自律的に画像を修正・ブラッシュアップするエージェント機能を備えています。ユーザーは簡単なスケッチや文字による指示を加えるだけで、写真の高度な編集が可能です。また、Instagramの公開アカウントに投稿された写真をAIが参照して新たな画像を合成できる機能が搭載されましたが、無断使用やプライバシーの観点から早くも国内外で大きな議論を呼んでいます。
3.メガバンクが異例の共闘!AIサイバー攻撃時は他行が業務を代替へ
三菱UFJ、三井住友、みずほの3メガバンクが、最新AIを悪用した高度なサイバー攻撃への対策として、一部の銀行システムが停止した際に他行が業務を代替する共同枠組みの検討を開始しました。ライバル関係を超えたこの異例の連携は、金融庁からの強い要請を受けたものです。最新AIによる攻撃は検知が難しく、インターネット決済などの基幹システムが人質となるリスクが高まっています。万が一、1行がシステム停止に追い込まれても、他の2行が一部の送金や資金決済を代行することで、社会的な大混乱と顧客の不利益を最小限に抑えます。日本の金融インフラの死守に向け、3行は手数料の扱いなど具体的な運用の調整を急いでいます。
4.驚異の「価格1%」!米国企業がコストの安い中国製AIに続々と乗り換え
米国企業の間で、圧倒的な低価格を武器とする中国製の生成AIモデルを採用する動きが急速に広がっています。米国の高性能AIと比べて利用料金が「約100分の1」で済むケースもあり、業務ソフトの開発現場などでは中国製AIの利用率が5割に迫る勢いとなっています。 米シリコンバレーではDeepSeekやMoonshot AIなどの中国製モデルが定着しつつあります。米フードデリバリー大手のドアダッシュは、複雑な業務には米AI、比較的単純な処理には中国製AIを組み合わせるハイブリッド運用でコスト削減を実現しました。米中対立の影で、皮肉にも米国企業側が背に腹は代えられない形で中国AIへの依存を強める異例の事態となっています。
WA²でご紹介したニュース
【AI就活の衝撃】ChatGPTに自社が出ない?採用担当を救うLLMO戦略
就活生の半数がAIを活用する時代、ChatGPTなどの回答に自社名が出ないことでエントリーが激減する「AI無視」の危機が採用現場を襲っています。本書では、検索順位を競うSEOから、AIの引用元として選ばれるための最新戦略「LLMO(大規模言語モデル最適化)」へのシフトを解説。自社のデジタル足跡の検証や、実体験に基づく「E-E-A-T(専門性・信頼性など)」を意識した一次情報の発信、外部メディアからの言及獲得といった実践的な3ステップを提案します。さらに、AIの無機質な文章と差別化を図る、人間味あふれる「泥臭いストーリー」の発信法まで網羅。AIにも学生にも「推される」次世代の採用広報ガイドです。
AIエージェントセキュリティー設計完全版|自律型AIの脅威と情シスが取るべき防衛策
自律的に判断・実行する「AIエージェント」の導入が進む中、これまでにないセキュリティリスクが浮き彫りになっています。本書では、外部の悪意ある指示にAIが騙される「プロンプトインジェクション」や業務の暴走など、情シス部門が直面する脅威を徹底解剖。その上で、被害を防ぐ「アクセス権限の最小化」、重要局面に人間の承認を挟む「Human in the Loop」の設計、異常検知時の「緊急停止スイッチ」の実装など、利便性と安全性を両立させる4つの核心ステップを提案します。「危険だからこそ、正しく守って使い倒す」ための、情シス・DX推進担当者必読の完全防衛ガイドです。
国産LLM「Sarashina3」登場!業務特化5モデルが拓く日本企業のDX
日本語の細かなニュアンスや情報漏洩に悩む企業へ、SB Intuitionsから完全自社開発の国産LLM最新版「Sarashina3」が登場しました。本モデルは、30兆トークンの高品質データにより、海外製トップモデルに匹敵する高い日本語・コード性能を実現しています。万能モデルから、安全運用の要となるセキュリティフィルター、RAG検索の精度を極めるモデルまで、5つの特化型構成で業務をフルカバー。さらに国内完結のソブリンクラウドで提供されるため、機密データの主権も完全に確保できます。AIのスピードと人間の専門性を掛け合わせ、真のDXを加速させる全社導入必読の解説ガイドです。
まとめ
今週のAI業界では、政府のITインフラ、クリエイティブ、セキュリティ、そしてコスト戦略など、多岐にわたる分野で大きな進展がありました。特に、政府のAI基盤「源内」への国産AI搭載による実証実験の開始や、米国企業における圧倒的に低価格な中国製AIへの乗り換えの動きは、AIの実用化と市場の地殻変動が加速していることを示しています。
また、Metaが発表した新型画像生成AI「Muse Image」の始動に伴うプライバシーの議論や、3メガバンクが最新AIによるサイバー攻撃に備えて異例の共同代替枠組みを検討し始めたニュースも注目を集めました。
加えて、弊社が運営する「WA²」にて、AI時代の採用広報を解説する「LLMO戦略」、自律型AIの脅威に備える「セキュリティ設計」、そして日本語特化の最新国産LLM「Sarashina3」に関する解説記事を3記事投稿しておりますので、ぜひご覧ください。
AIの急速な発展に伴い、企業や政府がどのように技術を活用し、ガバナンスやリスクを管理するかが今後の重要なテーマとなるでしょう。
来週も、AI技術の進化とその社会的影響に関する最新ニュースをお届けします!











