
こんにちは、AROUSAL Tech.広報部です。
今日の記事は、アニメ・漫画好きの方なら誰もが想像したことであろう「アレ」を実現させる方法について解説していきます!
「もし“推しCP”がこんな展開になったら…」
そんな妄想、誰しも一度はしたことがあるのではないでしょうか?
でも、文章にするのは大変だし、時間もかかる・・・
そんなあなたに朗報です。
今やAIを使えば、好きな作品・キャラ・シチュエーションの“妄想小説”を、命令ひとつで形にすることが可能になりました。
この記事では、ChatGPTなどの生成AIに“推しCP小説”を実現してもらう具体的な命令の出し方(プロンプト)を、初心者にもわかりやすく解説します。
さらに、AIによる二次創作で必ず気をつけるべき著作権・マナーの基本も紹介します。
ファンとしての愛を大切にしながら、AIと一緒に“沼活”をもっと自由に楽しんでみませんか?
AIで“推しCP”小説を書かせる時代がきた!

「好きなキャラ同士の“もしも”を物語にしたい」——そんな願いが、今ではAIで手軽に叶えられるようになりました。
ChatGPTやGeminiなどの生成AIは、プロンプト(命令文)さえ工夫すれば、キャラクターの性格や関係性を踏まえた物語の展開まで自動で書き出してくれるのです。
たとえば「AがBに告白するまでの過程を、恋愛小説風に書いて」などと入力するだけで、数秒後にはあなただけの“推しCP”ストーリーが完成。
構成や文体もそれっぽく整えてくれるため、「妄想はあるけど、文章にするのは苦手…」という人にもぴったりです。
もちろん、AIはまだ完璧ではありません。
ときにキャラ崩壊や矛盾のある展開もありますが、それすら“ネタ”として楽しめるのが二次創作文化の懐の深さ。
あなたの妄想を具現化する「相棒」として、AIはこれからの創作に強力な力を貸してくれる存在になるでしょう。
ChatGPTに“推し小説”を書かせるには?命令の出し方とコツ

生成AIに小説を書かせるには、まず「どんな命令(プロンプト)を出すか」が最も重要です。
とくに二次創作では、キャラの関係性や雰囲気、場面の状況をうまく伝えることで、より“らしい”物語が生成されやすくなります。
基本の命令文は「誰が・どこで・何をする」+トーン指定
たとえば、以下のような構造がわかりやすいです。

花子
「●●というキャラクターが、××というキャラに告白する話を書いてください。舞台は現代の高校。トーンはしっとりとした青春風で。」
このように「登場人物+行動+背景+文体」を組み合わせると、AIは意図をより正確にくみ取ってくれます。
妄想のシチュエーション別・おすすめプロンプト例
いくつか実践的なプロンプト例をご紹介します。
- 「原作●●のAとBがケンカして、仲直りするまでの短編小説を書いてください。B視点で、セリフ多めでお願いします。」
- 「AとBが秘密の関係になっていく過程を、切なめな文体で描写してください。現パロ設定です。」
- 「“もしもAが原作に登場しなかったBに出会っていたら”というIFストーリーを、オリジナル展開で書いてください。」
このように「どう展開してほしいか」や「誰視点か」「セリフ重視か」などを具体的に入れると、“あなたの読みたい物語”に近づきます。
命令を出すときの注意点とコツ
- いきなり長文で書かせず、まずは場面単位で生成してみる
→ 精度が上がる&修正もしやすい。
- 「書き直して」「続きは?」などのやりとりでブラッシュアップできる
→ AIとの会話を通じて、少しずつ好みの文章に近づける。
- NG表現や苦手ジャンルがあることを前提に
→ 過激な内容やセンシティブなジャンルには応答しないことも。
AIで二次創作するときの注意点|著作権とマナーを知ろう

AIで“推しCP小説”を手軽に生成できる時代。しかし、それと同時に考えなければならないのが著作権とファン活動のマナーです。
知らずに炎上したり、原作のファンに不快感を与えたりしないよう、最低限知っておくべきポイントを押さえておきましょう。
AIが書いたものでも「原作ありき」は二次創作になる
たとえAIが自動で文章を生成しても、原作キャラや世界観を使っている場合、それは“二次創作”とみなされます。
つまり、「AIが書いたから著作権には関係ない」わけではありません。
商業作品の中には、二次創作を全面的に禁止しているものもありますし、ガイドラインを出してルール化しているケースもあります(例:刀剣乱舞、アイマス、ジャンプ系など)。
まずは自分の推し作品の「二次創作ガイドライン」があるか確認することが第一歩です。
SNSや投稿サイトでの公開には特に注意
AIで作った小説を「Pixiv」「Twitter(X)」「note」「自分のブログ」などで公開する場合、以下に注意しましょう。
- 商用利用(収益化)にあたらないか?
- 公式のNG条件(過激表現、カップリング指定など)に触れていないか?
- 著作権表示・二次創作であることの明記が必要な場合も
多くの作品では「私的な楽しみの範囲であればOK」とされていますが、“公開”した時点でその線を越える可能性があるという認識を持ちましょう。
「責任は自分にある」ことを忘れずに
AIは便利なツールですが、出力された内容の責任は使った人にあります。
たとえば、AIが不正確な設定で書いたり、原作のキャラ解釈を大きく外れてしまった場合、そのまま公開すれば誤解やトラブルにつながる可能性もあります。
- 本当にそのキャラらしいか?
- その内容はファンにとって不快にならないか?
- 表現に無意識の差別や偏見が含まれていないか?
AI任せにしすぎず、自分の“表現責任”として読み直すことが大切です。
まとめ|AIと“推し妄想”をもっと自由に、安全に楽しもう
AIを使えば、“推しCP”の妄想を小説というかたちで手軽に表現できる時代になりました。ChatGPTのような生成AIは、あなたの想像力を加速させる最高のツールです。
ただし、二次創作には著作権やマナーといった“見えないルール”が存在することも忘れてはいけません。
「AIが書いたからセーフ」ではなく、「自分の責任で楽しむ」という意識が、創作の自由を守る第一歩です。
- 推しに愛を込めてプロンプトを書く
- キャラの解釈や雰囲気にこだわる
- 自分の妄想をAIに補ってもらう
- 公開するときはガイドラインを確認する
そんなひと手間が、AI創作をもっと楽しく・安心して続けていくコツです。
“推し語り”をもっと自由に。AIとの創作ライフ、今日から始めてみませんか?