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「日本中小企業のAXを前進させる」HorizonHead &companyが切り開くAI機会教育の新視点

「日本中小企業のAXを前進させる」HorizonHead &companyが切り開くAI機会教育の新視点
2026年01月19日 09:562026年01月13日 04:24
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なぜ、日本の多くの企業がAIやDXを導入しても、現場で成果につながらないのか──
その核心には、単にテクノロジーを導入するだけではなく、「どこに、どう活かすか」という視点の欠如があります。

今回インタビューしたのは、HorizonHead & company 株式会社(ホライゾンヘッド) 代表取締役・澤村 泰一さん。
同社は「すべての企業と人の手にコンサルティングとDXサービスを届ける」という理念のもと、AI・DXの戦略設計から実行支援、そして人材のマッチングまで、幅広いサービスを提供しています。
その中でも、AI導入を単なるツール習得にとどめず、「どこに、どう使うか」という思考そのものを教育するラーニングサービス「AIDEA」に焦点を当てました。
構造的な人材不足に苦しむ日本の中小企業に対し、AIトランスフォーメーションの道筋を示しています。

本インタビューでは、なぜAI導入は現場で機能しないのか、その本質的な理由から、実際の導入プロセス、成果、そしてHorizon Head&companyが目指す未来のビジョンまで、澤村さんにじっくり伺いました。

 

 

 ≫AIを“ツール”ではなく、“人材”として迎える組織に。「 AIDEA」について詳しくはこちら

 



—— まず最初に、このAIラーニングサービス「AIDEA」を開発された背景や経緯についてお聞かせください。
このサービスは、日本の中堅・中小企業や小規模事業者のために開発しました。というのも、日本の企業構造には大きな課題があると思っていて、それは「AIやDXを推進できる人材の偏在」です。特に中小企業では、AIを活用する力を持つ人材が圧倒的に不足しており、それがAI導入の妨げになっています。
DXやデジタル化を推進する人材の分布ですが、アメリカでは「使う側」の人材が7割、「作る側」が3割。一方、日本はその逆で、SIerなどのベンダーに人材が偏り、ユーザー企業である中小企業にはAIを推進する人材がほとんどいない。
ここが解決されない限り、どれだけAIのサービスが良くなろうが、安くなろうが、AIやDXの恩恵はエンタープライズ企業に偏り、中小企業はどんどん取り残されていく。これは単なる企業努力だけではどうにもならない、構造的な問題です。
だからこそ私は、「AIをどこに、どうやって導入するか」というプロセスそのものを学べる教育の場が必要だと考えました。それが「AIDEA」というサービスの原点です。

 

—— 「AIDEA」というネーミングにはどのような想いが込められているのでしょうか?
「AIDEA」という名称は、「AI(人工知能)」と「Idea(発想)」を掛け合わせた造語です。
よく「AIに仕事を奪われる」という議論を聞きますが、私は“人はAIに仕事を奪われてはならない”と思っています。そして「奪われる」と「任せる」は違うと考えています。
人間が、「AIをどうやって活用していこうか」という発想を持った上で、AIに向き合わないと、ただただ進化するAIに成り行きで仕事を奪われかねないなと思ったんです。
人がAIをどう活かすか、という主体的な姿勢が大切なんです。
ただ流されるままにAIの進化を受け入れるのではなく、人間が「どのようにAIを活用していくのか」という発想を持つ。そうした人間中心の思考と創造性を促すツールとして、「AIDEA」と名付けました。

 

—— あくまで、人が主体性を持った上で取り入れるものということですね。
続きますが、御社のサービス「アイディア」は一言で言うと、どういったものになりますか?また、どのような課題を解決するのでしょうか?
一言で表現するなら、「AI導入と活用のプロセスに特化した教育サービス」です。
「AIのツールの習得ではなく、AIをどこに入れていったらいいか、どう入れたらいいか、どう現場に浸透させるか、といったプロセスについて学べる」コンテンツだと思っています。
多くのAI研修やツールは「使い方」や「プロンプトの書き方」にフォーカスしていますが、「AIDEA」は違います。AIを導入すべき領域の見極め方や、組織に浸透させるまでのプロセスを実践的に学べる構成になっています。
このプロセスを習得すれば、企業が自らAIトランスフォーメーションを進められるようになります。これは中小企業にとって非常に重要です。
日本には従業員300人未満の中小企業が約176万社ありますが、そのうち10%でも「自らAI導入を構想・実行できる企業」になれば、日本のDX人材の分布構造が根本から変わります。そして、日本のDXやデジタル化は大きく前進をすると思います。

 

—— ありがとうございます。その上で、「AIDEA」の独自の強みや競合との違いはありますか?
これは最も難しい質問ですね。まず「AIDEA」は、ツールの研修サービスではありません。
よくあるeラーニング系のサービスとは表面的には競合になるのですが、根本的にはそれらと大きく異なります。
では中身的な競合はどこだと思いますか?
実は、コンサルタントなんです。
「AIDEA」が提供するのは、「どこに、なぜ、どうやってAIを導入するか」という“戦略的思考と実践ノウハウ”です。コンサルタントはアセスメントやベンダー選定、現場導入の支援を行いますが、まさにそれを学ぶことができます。
ただ、何も別にコンサル業界を破壊してやろうってつもりはありません。
コンサルというのは高額で、基本的には中小企業には手が届きません。その点、「AIDEA」はコンサルの役割を、より現実的な価格で代替できる教育プログラムになっています。


—— 実際に利用されている企業は、どのような理由で導入を決めたのでしょうか?
いくつかの事例があります。例えば、あるコンサルティング会社は、「疑似体験ができること」に大きな価値を見出していただきました。
「AIDEA」は私自身の実務経験に基づいて構成されており、すべてのレクチャーが実際のプロジェクトに基づいています。だから、ユーザーは単なる理論ではなく、自分がその立場、会社だったらどうするかをリアルに想像しながら学べるのです。人がやってきたプロセスをラーニングを通じて追体験するイメージです。
製造業の経営者からは、「経営課題を分析する力がついた」との声をいただきました。AI導入を考えるためには、まず自社の状況や課題を理解しなければなりません。「AIDEA」は、まさにそこにコンサルテーションする構成になっています。

 

—— その後、導入した企業に見られた変化や効果はありましたか?
あります。定性的なもので言うと、ある企業では品質調査業務にAIを導入することで、作業時間を30〜50%削減できたという報告があります。
また、あるコンサル企業では「AIDEA」での学びを自社サービスに生かす取り組みをされています。実施にAIとその活用を前提に業務を運用させているようです。
そして興味深いのは、「成果が出ている企業には、必ずと言っていいほど熱意のある社長がいる」という点です。
結局、社長のリーダーシップとコミットメントがある企業が、成果がでているという印象です。

 


—— 導入を検討する際に、企業側が抱えやすい不安はどのようなものでしょうか?
よく聞かれるのが、「どこから手を付けたらいいかわからない」という声です。加えて、「日々進化するAIのニュースや機能をどう捉えればいいのか」という情報面での不安もあります。

 

—— その不安に対して、どのようなサポート体制を用意されていますか?
現在、個別相談と時事解説の2つの軸でフォローしています。
まず、希望するユーザー様には私との個別相談会を実施しています。それぞれの会社の状況に応じて、導入の進め方や課題へのアプローチをアドバイスしています。
また、毎週「ウィークリーハイライト」として、AI関連の最新ニュースや技術情報を解説付きで配信しています。
時事ネタのうち、私たちに影響を及ぼすであろうニュースというものをピックアップして、それに私なりの解釈を付け加えた上で発信しています。
本質的なAIの導入のプロセス自体は「AIDEA」でちゃんと学んでもらいながら、今まさに起こっている人事に関してもちゃんと解釈を間違えずにキャッチアップできるように用意しています。

 

—— では最後に、この「AIDEA」は御社のビジョンやミッションの中でどのような位置付けで、どのような意味を持っているか教えてください。
はい。もうこれはもうシンプルに「日本の中小企業のDXを本質から前進させる」ことです。
日本におけるDX推進がなかなか浸透しないのは、中小企業たちにとって本当に必要な「教育」を置き去りにしてしまったからだと私は思っています。だからこそ、「教育から変える」ことにこだわっています。
今、日本の中小企業で全社的にDXに取り組んでいるのは約31%程度。これを50%まで引き上げたい。それが「AIDEA」に込めた私たちのミッションです。

 

—— すみません、追加でもう一つ。なぜ、特に中小企業や地方にこだわるのでしょうか?
素直に言うと、「地方ってご飯が美味しくて、人があたたかいから」です(笑)
地方の企業には、社員を家族のように思い、大切に育てている経営者がたくさんいます。例えば、地元の商店街や子供たちに対して何が残せるだろうっていうのをちゃんと考えている人たちが地方には多いと、私は感じています。
確かに、東京や名古屋、大阪などが日本のGDPの大半を担っているかもしれません。でも、そうした経済的シェア以外の部分、例えば人間味や自然の豊かさ、地元の文化や絆といった“日本らしさ”を支えるのは地方です。
日本が“日本列島”として本当に成長していくためには、こうした地域を置き去りにしてはいけない。だからこそ、僕は地域に対して心血を注いでいるんです。これは、かなり真剣な、僕の本音です。


—— ありがとうございます。とても素敵です。
では本当に最後ですが、今後AI業界でどのようなポジションを築いていきたいですか?
私は「革命家」でありたいと思っています。
中小企業というフィールドは儲からないかもしれないし、地域創生も失敗するかもしれません。
でも、地域を創生という旗を掲げて、中堅中小企業へのAI・テクノロジー導入に向き合い、実績を積み上げて仲間を増やしていくことで、今までにないようなムーブメントが発生しているという気運と手応えを感じています。
「AIDEA」はそのための旗印であり、これからも仲間を増やし、学びを届け、変化を起こし続けていきます。

 

HorizonHead&company株式会社 代表取締役 澤村 泰一さん

 

 ≫AIを“ツール”ではなく、“人材”として迎える組織に。「 AIDEA」について詳しくはこちら

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