
こんにちは。AROUSAL Techの広報部です。
AI技術の進化は日々加速しており、企業の動向や規制の進展、教育分野への応用など、多くの注目すべきトピックが登場しています。
今週の主要なAIニュースとWA²でご紹介したAIニュースをまとめました。
それではやってきましょうー!
今週の主要なニュース
東京都は、富士山が噴火したときに東京で起こりうる影響をAIで再現した映像を発表しました。
映像では、火山灰が短時間で首都圏に広がり、道路や鉄道が止まり、人々が帰宅できずに混乱する様子が描かれています。さらに停電や通信のトラブルまで表現され、日常生活が一気にストップする姿がリアルに伝わります。
都は、この動画を通じて「備えの大切さ」を訴えています。マスクや食料、水を日頃から準備しておくことが、いざという時に大きな助けになる、と呼びかけています。AI映像だからこそ、災害を“自分ごと”として感じやすい新しい取り組みです。
2.コンカー、AIエージェントで出張をスマート化—規定に沿った最適提案
経費精算サービスのコンカー(東京・千代田)は、2025年末以降にAIエージェントを出張管理システムへ導入すると発表しました。新機能では、利用者がAIと対話するだけで、会社の規定や個人の予定に合わせた航空券やホテルの手配が可能になります。さらに、駐車場や鉄道などの追加予約にも対応。グループ出張では、参加者のスケジュールを自動調整し、会合場所も提案します。経費精算では、AIが申請前に不備を検出し、差し戻しを減らすことで経理部門の負担を軽減。橋本祥生社長は「経費精算のない世界のその先を目指す」と述べ、AIとビッグデータによる企業変革を強調しました。
3.AIが乳がんリスクを先読み:ワシントン大学の新技術がFDA認定へ前進
ワシントン大学医学部が開発したAI「Prognosia Breast」は、マンモグラム画像と年齢の情報から、女性一人ひとりの「今後5年以内の乳がんリスク」を予測します。従来の質問票方式と比べ、予測精度は最大で約2倍以上に向上しました。その成果が評価され、米国食品医薬品局(FDA)から「画期的医療機器」の指定を受けています。今後は承認プロセスが加速し、臨床現場での活用が期待されています。マンモグラムは2Dだけでなく3Dにも対応し、既存の医療現場にスムーズに導入可能です。この技術の実用化によって、乳がんの早期発見と予防医療はさらに前進する見通しです。
4.朝日・日経、生成AI検索で著作権侵害として米Perplexity社を東京地裁に提訴
生成AI検索サービスによって朝日新聞社と日本経済新聞社が無断で記事を複製・利用されたことを受け、両社は2025年8月26日、著作権侵害を理由に東京地方裁判所で米AI企業Perplexityに対して訴訟を起こしました。訴訟では、記事を保存・表示したサーバーからの削除や複製の差止めに加え、各社2.2億円の損害賠償を求めています。両社によれば、Perplexityは「robots.txt」による利用拒否の意思表示を無視し、自社のAI回答に記事を組み込んでおり、虚偽の要約を提示したケースもあったとのことです。このような大規模な無断利用は、報道機関の信用と民主主義の基盤を揺るがす危険性があるとしています。
WA²でご紹介したニュース
LIFULL「しなきゃ、なんてない。」生成AIで1万種類のフワちゃん誕生
LIFULLはブランドメッセージ「しなきゃ、なんてない。」を体現する企画として、生成AIで“1万種類のフワちゃん”を生み出しました。SNS投稿をきっかけに誰もが参加できるこのプロモーションは、多様性をユニークに表現しつつ、ユーザーとの共感やUGCを自然に拡散させた点が特徴です。効率化の枠を超え、AIをブランディングや参加型キャンペーンに活用する新しい可能性を示す好例であり、マーケティング担当者や広報、人事にも実践的なヒントを与えてくれます。
アクセンチュアがAI人材育成プラットフォーム「Aidemy(アイデミー)」を買収しました。背景には、AIを活用できる人材不足という切実な課題があります。本記事では、なぜ今この買収が行われたのかを解説するとともに、「採用」から「育成」へとシフトする人材戦略の重要性を紹介。さらに、社員のリスキリングを成功させるための3ステップや、成功・失敗事例から学ぶ実践的なヒントを提示します。人事・DX推進担当者が今すぐ検討すべき人材育成の具体策を分かりやすく解説した必読の記事です。
KAGEMUSHAが見つけた、現場の失敗と成功から見えたAI活用の答え
企業がAIを導入しても成果が出ないのはなぜか──。その答えを探るべく、株式会社BuzzConnection/KAGEMUSHA代表取締役の本城賢人さんにお話を伺いました。現場の失敗と成功を通じて見えてきたのは、「AIは魔法ではなく、業務理解と設計力が鍵」という実践知です。本インタビューでは、データ基盤の整備やツールの使い分け、部署を超えた情報共有による浸透の工夫、そしてメディア運営や営業・人材領域での具体的な成果を解説。AI活用を“新規事業”として捉え、諦めずに目的を見失わない姿勢の重要性についても語っていただきました。
AI英会話はChatGPTで十分?無料で手軽に始める練習法を解説
「AI英会話はChatGPTで十分?」──答えは「YES、まずは無料で気軽に始められる」です。本記事では、AI英会話の基本から、ChatGPTを使った練習方法、音声入力・読み上げの設定、すぐに使えるプロンプト例まで徹底解説。初心者でも恥ずかしさゼロで自己紹介や旅行会話を練習でき、スキマ時間に継続しやすいのが魅力です。人間講師との違いや注意点も整理し、「AIを相棒にした学習法」のリアルを紹介します。まずはスマホひとつで、ChatGPTと一緒に英会話の第一歩を踏み出してみませんか。
「本仕込」「ネオバターロール」でおなじみのフジパンが、今、大きな一歩を踏み出しました。約2万3000人もの従業員を支えるため、多言語対応のAIチャットボットを導入し、年間約6.3万件にも上る社内問い合わせの自動化に乗り出しました。な働き方が求められる現代で、企業が従業員一人ひとりとどう向き合っていくべきか、その答えのヒントが隠されています。
2025年7月、飲料大手のキリンホールディングスが、そんな未来を現実のものにしました。その名もAI役員「CoreMate(コアメイト)」。なんと、過去10年分の経営会議の議事録などを学習した12もの人格を持つAIが、人間の役員たちと一緒に経営戦略を議論すると言います。この記事を読んでくださっているあなたは、きっと企業の未来を担う経営企画部やDX推進部の方でしょう。そんなあなたにとって、このキリンの挑戦は他人事ではないはずです。
まとめ
今週のAIニュースでは、防災からビジネス、医療、そして法制度まで、多方面で動きがありました。
まず、防災分野では東京都が富士山噴火をAIで再現した映像を公開し、首都圏の混乱をリアルに描くことで備えの重要性を訴えています。続いてビジネス分野では、コンカーがAIエージェントを活用した出張管理機能を発表し、規定に沿った最適な手配や経理業務の効率化によって企業の働き方改革を後押しします。
さらに医療分野では、ワシントン大学のAI「Prognosia Breast」が乳がんリスクを5年以内に予測する技術でFDAの指定を受け、予防医療の前進が期待されています。そして一方で、法的課題も顕在化。朝日新聞社と日本経済新聞社が米Perplexity社を著作権侵害で提訴し、生成AIを巡る権利保護の議論が新たな局面を迎えています。
さらに、WA²ではLIFULLの生成AIプロモーション、アクセンチュアによるAidemy買収、KAGEMUSHA代表の実践知インタビュー、そしてChatGPTを活用したAI英会話法を紹介しました。
AIの進化が日常と社会に直結する中で、企業・政府・個人がどう向き合い、活用とリスク管理を進めるかが、ますます重要なテーマとなっています。
来週も、最新のAIニュースとその社会的インパクトをお届けします!
それではまた来週!






